料理

料理はやらなくてもできた方がいい【食費節約・栄養管理】

2025年2月22日

自慢するわけじゃないが筆者は料理は得意な方だと思う。

レシピがあれば大抵のものは作れるし、感覚的にはプラモデルを作るようなものだ。

高校生の時ファミリーレストランのキッチンのバイトをしていたおかげで切る、煮る、炒めるなど基礎的なことは一通り学ばせてもらったからだ。

元々料理をし始めたのは小中学生くらいの時だった。

皆さんもあると思うがよく親が仕事などで遅いとき千円くらい置いてこれで食べてね、ということが筆者もたまにあり、悪知恵の働く俺は「このお金で弁当を買うより材料を買って料理すれば安上がりじゃね?」と思ったのがきっかけである。もちろん余ったお金はイン・マイポケットで小遣いにしていたのは言うまでもない。

そんなわけで筆者は料理というのは生きるのに非常に有効な節約術だと気づいたワケだ。

料理をするもう一つのメリット【油分・塩分をコントロールする】

料理をする理由としては節約が一番だけど、自分で栄養のバランスを調整ができることも大きなメリット。

一番重要なのは油分と塩分の摂り過ぎだ。

まず油分は美味い中国料理やファーストフードなどに多いから食べすぎ摂り過ぎに注意だ。油は少ない質量で高カロリーだから摂り過ぎればシンプルに太る。そして将来は動脈硬化であの世行き、というのは言い過ぎだが就職してから会社の健康診断で毎年引っかかるかもしれないよ(経験者談)。

塩分は摂りすぎると体がむくむ。俺は気にしないが女性は気にするだろう。他に影響としては、味の濃い物ばかり食べていると味覚が鈍る、食欲が増して食べすぎの原因となるなど。濃い味が濃い味を求める無限地獄に陥り、味の違いが判らないバカ舌でさらに肥満というダブルコンボに。

他にはサラダを食べてビタミンと食物繊維不足を、卵や納豆や豆腐を食べてタンパク質不足を補えば完璧。一人暮らしの栄養バランス調整としては十分だ。

料理は時間とトレードオフ

毎日毎回料理するべきだなんて言うつもりは毛頭ない。

なにせ家事をするのは自分しかいないのだから大変だ。

正直バイトや仕事で疲れて帰ってきてからさあ料理作ろうなんてハッキリ言ってやっていられない。

結局のところ料理というものはお金を節約する代わりに時間と手間を消費するトレードオフの関係だからだ。

ざっくり乱暴に言ってしまえば暇があれば料理して、なければスーパーなり弁当やお惣菜で済ませばいいんじゃない?という考え。

コンビニで買うな

話がちょっと逸れるかもしれないが、弁当やお惣菜、飲み物でもなんでもそうだが、コンビニばかりで買い物をしている人は今すぐやめた方がいい。

金銭感覚がしっかりしている人などは言わなくてもわかっていると思うがコンビニは高い。

たとえばペットボトルのジュースがコンビニだと150円位だがスーパーで買えば100円以下だ。

つまり思考停止でなんでもコンビニで購入するのは本当にムダ遣い極まりない。

下手したら食費が1.5倍~2倍位違ってくるだろう。

なのでスーパーやドラッグストアなどで買えるものはそっちで購入しよう。

もちろん何か理由があればコンビニで買ってもいい。

例えばジュース一つ買うのに遠くのスーパーに行きたくないとか、そんなに高価でないもの買いたいなどちゃんと理由があればOK。

要するに何も考え無しに思考停止でコンビニで買い物をすることが良くない、ハッキリ言って金のムダだということが言いたいのだ。

一人暮らしの料理に失敗などないようなもの

料理が苦手、嫌いという人の理由に失敗するからという人がいるが、一人暮らしの料理なんて食えればいいので失敗したってどうということはない。

確かに料理を作って他人に振る舞うのであれば失敗はできないが、一人暮らしに関しては食べるのも採点するのも自分だから失敗し放題なワケだ。

そして失敗続きでも経験を積んでいけば嫌でも上達する。

だから一人暮らしを機に簡単なものでも作れるようにしてしまえば後々料理で困ることはないから今覚えてしまえばいい。

料理はしなくてもできたほうがいい

料理なんてできなくてもコンビニやスーパーで弁当買うからできなくても問題ない、という人もいると思う。

確かに否定はしないが、「できないからやらない」のと「できるけどあえてやらない」のでは全然違う。

例えば裕福な時期があって食事をすべて弁当で済まし、料理などしようともしなかった人がいたとする。

ところがこの人が急に諸事情により貧乏となったらどうだろうか。

当然節約はしたいが料理はできないので相変わらずコンビニ弁当で食費を節約できない、というワケだ。

もちろんこれから覚えてもいい訳だが、元々料理が嫌いでやっていなかったのに金がないからやるというのもなんだか惨めな気がしてさらにやる気が起きないだろう。

だから食える程度のものが作れればいいので、若いうちに料理は多少でもできるようにしておいた方がいい。

米炊き、切る、煮る、炒めるができればとりあえずOK

  1. 炊飯器でお米が炊ける
  2. 包丁で適当な大きさに切れる(ハサミでもいい)
  3. 鍋にぶち込んで煮る
  4. フライパンで炒める

これらができれば大体のものは作れる。

あとはレシピ通りに作ればいいだけだ。

包丁は危ないしどうしても苦手ということであれば、まずは調理用のキッチンバサミでもいい。

周りのうるせえジジババなんかが包丁位使えないと~とかいうかもしれないがとりあえず無視でいい。

とりあえずは食えればいいのだから、適当な大きさに切れればいい。

包丁はある程度調理の経験を積んで慣れてきたら覚えればいい。

手っ取り早く料理を覚えたければファミレスのバイトがおススメ

ファミレスのバイトは料理を覚えるのにはうってつけだ。

初めにも書いたが筆者は高校生の時うどん屋チェーンのファミレスでキッチンのバイトしていた。

そこで野菜を切って下ごしらえしたり、うどんの上にのせる具を調理したり、てんぷらを揚げさせてもらったりと色んなことを学ばせてもらった。

調理のスキルが身につけられてお金ももらえるのだからこんなおいしいことはない。

社員の人もいい人が多かったし、割引で食事もできるし、一度はやってみてはどうだろう。

ただし楽しすぎてシフトを増やしすぎると本業の勉強がおろそかになるので気を付けよう。

-料理