一人暮らし

お金のすゝめ【初めての一人暮らし】

2025年1月3日

4月から新しく大学生、専門学校生になる方、新社会人になる方、おめでとうございます。

この記事では新しく一人暮らしを始める人が一人暮らしの準備って何すればいいんだろう、何から手を付ければいいかわからない!と悩んでいる若い人の助けになればと思い、一人暮らし歴20年以上のおじさんが自身の体験を元に書きました。

これから一人暮らしを始める方にはぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

初めての一人暮らし 今後の投稿予定

 PART1 お金について編 ← 今回
 PART2 部屋探し編
 PART3 引っ越し編
 PART4 家電選び編

初めての一人暮らし、お金をどうするか

さっそくで身も蓋もない話ですが、一人暮らしをするにあたってまずはお金の管理です。

地獄の沙汰も金次第というように日本は資本主義社会ですから、お金がないと何もできません。

つまり一人暮らしをすることになって発生するお金はどう捻出するのか、ご両親にはどこまで出してもらえるのか。

要するに収入がどれぐらいあって出費がどれくらいになるかをざっくりでも良いので確認しよう。学生さんと新社会人の場合に分けて考えてみよう。

学生の場合

 4月から新しく大学生や専門学校生になる人の場合です。基本的にお金の面では両親を頼ることになるはず。

大雑把には学費と家賃と生活費に分かれるけどもそれにもいくつかのパターンがあるので分けて説明していこう。

学費も家賃も生活費も全部出すよパターン(勝ち組)

はい、勝ち組学生です。お金のことは何も心配する必要なし。うらやましい…。

ただいくらもらえるのかだけは確認はしておこう。

仕送り15~20万くらいもらえれば無駄遣いしなければ余裕で生活できる。

あとは住む場所を決めてひたすら勉強、部活、遊びに打ち込むのみ!

学費と家賃は全額出すけど仕送りは定額パターン

これが最も多いパターンだと思う。

例えば学費と家賃は全部出すけど、仕送りは5万まで。

それ以上はバイトするなり自分で工面しなさいパターンである。

でも学費と家賃払ってもらって、さらに仕送りも5万出してもらえる。

十分ありがたい話だよね。両親に感謝しよう。

あと足りない分はアルバイトか奨学金でカバーしよう。

勉強第一優先ならアルバイトで時間を消費したくないから奨学金でカバーするのがいいだろう。

給付型奨学金を借りれれば返済しなくて良いのでベスト。働く経験や出会いを得つつ稼ぎたい、または親に負担をかけないようにしたい、借金を負いたくないという人はアルバイトがいいだろう。

でも地域によっては切り詰めれば少ない仕送りでもギリ生活可能。東京特に都心は何かとお金がかかるから厳しいけど、田舎の方だったら6~7万くらいあればなんとか生活できる。

今後の投稿で俺が20年以上一人暮らしで編み出した様々な節約法を紹介しようと思うがそれはまた別の機会に。

学費と家賃は全額出すけど生活費は自分で工面しなさいパターン(俺)

一応俺は大卒なんだけどこのパターンだった。

学費と家賃は全部出すけど、生活費はバイトするなり自分で工面しなさいパターンである。

まあ各ご家庭の事情もあるからしょうがない。

潔く現実を受け止めてどうするか考えよう。

このパターンは学費と家賃は心配ないから生活費をどう賄うかだけど、食費、光熱費、通信費、交通費、交際費などで総額15万くらいは欲しい。

ちなみに勉強が学生の本分なのだから交際費はいらないので削る!という極端な考えはやめたほうがいい。

友人を作ってほどほどに遊んでストレス解消することも必要。

それにここで得た経験や友人関係が社会人になってもかけがえのない財産となるから。

お金はあとでどうとでもなるが、ここで得た経験や友人は二度と手に入らない貴重なものだ。

話を戻すとじゃあ生活費をどう工面するかって話になるが、基本的にはアルバイトか奨学金どちらか一本で賄うか、またはその両方を併用するかになると思う。

俺の場合は後者で、奨学金を借りながらアルバイトもして賄っていた。個人的にもこっちをおすすめする。

なぜならアルバイトだけだと勉学に支障が出るし、奨学金だけだと返済が後々大変だからだ。

奨学金も返済が不要な給付型なら良いが成績優秀でないともらえないし、大体の人が返済が必要な貸与型になると思う。

だがこの貸与型奨学金というのがやっかいでぶっちゃけ借金だからこれで全ツッパはマジでやめたほうがいい。

借りれば借りるほど後が大変だ。勉強に支障がない程度アルバイトをして不足分を奨学金でカバーするのが無難だろう。

余談:ちなみに自分の話にはなるのだが、一年生の時は数か月は6~7万位仕送りをもらって生活していた。

でもやっぱり収入的にバイトしないと生活きついし、家もそんなに裕福じゃなかったからあまり親に申し訳ないってことで一年の終わりくらいにドラッグストアでバイトしはじめた。

職場はいい人ばかりでおまけに接客スキルや薬の知識もついてここでの経験は本当にためになった。

ただアルバイトの収入だけでは生活ギリギリで厳しいということで育英会(現在は日本学生支援機構に改名)の奨学金を借りることにした。

俺が借りた貸与型奨学金(第二種)は借りる金額をいくつかから選ぶことができたんだけども、金額は3万、5万、7万、10万の四種類だったと思う。

当時はアルバイトでの収入が6~7万だったから合わせて生活費が10万ちょっとあればなんとかやっていけるな~って感じだったので5万円の奨学金を借りることにして生活費を11~12万確保した。

しかしその総額利子もたっぷりついて返済額は約180万。社会人になってから毎月1万3千円づつ返していき、そして15年後の最近やっとなんとか完済したんだけどめちゃくちゃきつかった…。

結局給料が常にマイナス1万3千円なワケだし、奨学金という借金が頭の片隅にチラついて地味に精神的に削られる。これがもし10万借りてたら倍の360万である。

最近は奨学金が返せず最悪自己破産とか悲しいニュースもあるから、借りすぎは本当に注意したほうがいい。医者とか弁護士、薬剤師になれるならリターンがいいからアリかもしれないけど。

学費は全額出すけど、家賃と生活費は自分で工面しなさいパターン

結構きついパターンだけど、こういう人も全然いるよね。この場合もアルバイトと奨学金を併用する、というかこれしかない。

奨学金を増やしたくなるところだけど、前述したように借りすぎには注意しよう。アルバイトをしても足りない分、生活が成り立つ最低限の分だけ借りよう。

月の支出を可能な限り抑えるため家賃の安いところに住む。家賃は固定だから節約できないからね。寮があればなお良し。

アパートでもwi-fi付物件というのもあるので、見つかったらラッキー、通信費を抑えられる。

その他もスマホを格安プランにするとか自炊するとかとにかく節約して生活費の無駄を省こう。節約についてはまた別の記事で書きたいと思います。

学費も家賃も生活費も全部ムリ!行きたいなら全部自分でなんとかしなさいパターン

いやもう大学行くこと自体やめよう!と本当は言いたい。

特に学費の高い私立の場合は。でも現実的にはそれでも大学に行きたいという人もいるだろう。

ただ国公立の場合は授業料免除制度がある大学があるので、それを利用できれば現実的だ。

一人暮らしならやっぱりアルバイトと奨学金で。

奨学金も借りる金額の上げすぎには注意しよう。

重ねて言うが生活に困るようなムリだけはしないように気を付けよう。

大学生活の4年間は長い。

その4年間友人と遊べずバイトと大学の往復だけになったらどれだけ辛いだろうか。

それに現在では学生が生活苦から風俗で働いたり、高額な闇バイトに手を出したりということもある。

生活苦からそういう風俗や闇バイトなどに手を出してしまう学生もいるだろう。

大学生といえど社会に出るわけで、最後は誰も助けてくれない厳しい世界が社会というもの。

特にお金の問題となればなおさらで、いくら困っていてかわいそうな人がいても、赤の他人にお金をただあげるなどできないのが現実。

本当に無理せず大学に通えるのか今一度シュミレーションしてみよう。

どうしても大学に行きたいのであれば、働きながら通える夜間の学部がある大学とか、放送大学など通信制という手もある。

俺も貧乏には慣れているけど、生活に支障をきたすほどの度を過ぎた貧困はマジで身を滅ぼすから注意しよう。

新社会人の場合

新社会人の場合は収入は確実にあるので、定収入があるという面では心配無用だね。ただ新卒ではまだ給料が比較的安いのでなるべく出費は押さえたくなるところ。

そうなるとどこでもいいからとにかく安い部屋を借りたい!って人もいるけどよく考えてから決めよう。仕事でくたくたになって帰ってきても十分に休息できるよう、ストレスが少ない部屋に住もう(次回部屋探しのところで詳しく解説予定)。

よく言われる家賃の目安が収入の3分の1程度まで。これは総支給じゃなくて手取りで考えたほうが良い。手取りで15万位だったら最大家賃は5万まで。逆に安く済めば貯金なり遊行費なりに回せるけど前述したように部屋は安ければいいってものじゃないんでそこは注意しよう。

奨学金について

奨学金について話が出たので詳しく解説しようと思う。先に述べたように俺が借りていた育英会(現在は日本学生支援機構)の奨学金だけども給付型、第一種貸与型、第二種貸与型の三種類ある。

まず給付型についてだがこれは返済不要なのが特徴で圧倒的なメリットだ。ただしデメリットもある。給付型は返済不要であるが故に審査が一番厳しい。具体的には困窮家庭で成績優秀でないと審査を通らない。また毎年一定の成績をキープしなければならないのもプレッシャーだ。

次に貸与型についてだが第一種と第二種に分かれている。どちらも要返済の借金ではあるが第一種は利子なし、第二種は利子ありという違いがある。

第一種のほうが利子がない分審査は厳しい。第二種の方は審査が通りやすいけど利子ありでガチの借金…、でも選べる金額の上限が高いというメリットもある(その分返すのが大変になるけども)。

その他にも県や市などの自治体がやってるものや民間団体がやってるものもある。ただし審査とは別に条件があるものもあるので注意して欲しい(卒業したら給付した県内や市内で働くなど)。

あとがき

このような感じでこのブログでは一人暮らしに関する様々な情報を提供していきたいと思います。今回ブログを始めて書いて始めたてで、読みにくい分かりにくい部分が多々あったと思います。

ここまで読んでくれてありがとうございます。これから勉強しつつ読みやすいブログに改善していこうと思っていますので、また見ていただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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