一人暮らし

家電選びのすゝめ【初めての一人暮らし】

2025年2月4日

今後の投稿予定

 PART1 お金について編 
 PART2 部屋探し編  
 PART3 引っ越し編  
 PART4 家電選び編 ← 今回

無事引っ越しはできただろうか。

できたならとりあえず寝床も確保できてひとまず安心だ。

だがこれから生活するにあたって勉強や仕事に集中するため快適な環境を整えなければいけない。

そのため家電選びは重要だ。

面倒であれば新生活応援セットというのを購入すれば手軽に家電が一式揃うが、一度買ってしまったら冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの大物家電は買い替えたり処分するのが大変だ。

しかも現在は家電リサイクル法というものがあり、処分費の他にリサイクル料金が発生して処分するだけで高額なお金を払わなければならなくなってしまう。

従って時間に余裕があれば一つ一つよく考えて購入したほうがいいだろう。

最低限の家電

家電は引っ越し後に揃えようという考えの人もいるので、これから買い揃えるという人も多いだろう。最低限必要な家電を挙げてみよう。

  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • 照明器具
  • 電子レンジ
  • 掃除機
  • 炊飯器
  • テレビ

人によっては必要ない物もあるかもしれないがこんなところだろうか。ちなみに前述したが家電量販店では新生活応援セットなどと称して冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなど、商品のチョイスは店によって違うが格安でセット売りしている。

一つ一つ選ぶのが面倒な人はこれを買ってしまうことが手っ取り早い。

ただし一度購入してしまうとしばらくは買い替えできず、下手したらが学生は卒業まで使うものになるのでよく考えて購入しよう。

ちなみに家電の購入は重くてデカいものばかりなのでネットで購入して配送してもらうか、家電量販店で実物を見て配送サービスを利用して送ってもらうといいだろう。

洗濯機

洗濯機なしでコインランドリーのみで生活している人もいるがそれは絶対におすすめしない。

俺が大学生の頃、洗濯機なしのコインランドリーで暮していた友人がいたがかなり大変だったようだ。

まず大量の洗濯物を持ってコインランドリーに行くのが大変だ。

またランドリーにいる時間拘束されてしまい自由に動けない。

そして一番の問題はコストだ。最近はコインランドリーにも洗濯から乾燥までしてくれるドラム式洗濯機が増えてきており、これはとても楽だが700円~1000円くらいと割高だ。

なので筆者はたまにコインランドリーを使う際は洗濯と乾燥は別にしている。

洗濯物が少なめなら洗濯機で300円、乾燥機で200円、合計一回あたり500円かかる。

ではもし洗濯機なしコインランドリー全ツッパで一年生活した場合どれくらいのコストがかかるだろうか。

週2回洗濯するとして一年52週とすると、(500×2)×52=52,000(円)である。

48,000円じゃあ安い洗濯機が2台買えてしまう。

水道代、電気代を考慮しても100円いかないくらいだから洗濯機を購入したほうがいいのは明白だ。

ということで洗濯機は絶対に購入しよう。

じゃあどんな洗濯機を買えばいいのかだが、安いものでとりあえずコスト面では十分なのだが、より快適に生活したいなら容量と乾燥機能の有無にこだわるといい。

洗濯容量

最近の洗濯機で最小の容量だと4kg程度からあり一人暮らしならこれでも十分なのだが、大きめの5~7kgを買うと色々と便利だ。

その理由としては一つは洗濯物を溜めてまとめて洗える。

例えば週二回の洗濯を週に一回にまとめて洗うことができる。

電気代、水道代も節約できる。もう一つは布団類を洗えることだ。

俺の洗濯機はハイアールの4.2kgをかれこれ12年くらい使っているが容量が小さくて布団類は薄手の毛布やタオルケットぐらいしか洗濯できないので、掛布団はコインランドリーで洗濯している。なので本体価格が高くなっても良ければ少し容量大きめの洗濯機をおすすめする。

洗濯乾燥機

ここからはちょっと高価な洗濯乾燥機についての話だ。興味のない人は読み飛ばしてもらえればと思う。

洗濯物は当然手で干せばコストは一切かからないがやはり一つ一つハンガーやピンチにかけるのは正直面倒だ。

そこであるとさらに便利なのが乾燥機付きの洗濯機、洗濯乾燥機だ。

さらに本体価格がはね上がるのが難点だが快適さは抜群だ。

洗濯乾燥機で圧倒的に人気なのはドラム式だが、実は縦型式の洗濯乾燥機もある。

それぞれメリットデメリットがあるのでそれらは以下。

ドラム式 洗濯乾燥機

まずドラム式だがこれはマジで便利だ。

洗濯物と洗剤をぶち込んでボタンを押すだけで洗濯から乾燥まで一気にやってくれる、これがドラム式洗濯乾燥機最大のメリットだ。

ドラム式は乾燥効率が良く、シワなくふかふかの仕上がりだ。

またヒートポンプ方式のモデルであれば、乾燥時の電気代も縦型に比べて安い。

しかしドラム式にもデメリットはある。

まず本体価格がとても高額だ。

一番小さいタイプでも10万以上は軽くするし、容量が増えれば2~30万もザラにある。

さらにドラム式洗濯機は重量が大変重く、軽い物でも70kg以上ある。

一度設置したら一人で動かすのはまず無理だろう。

そしてもう一つが洗浄力が縦型と比べて劣るということだ。

ドラム式の洗浄方法はたたき洗いといって大幅に節水はできるのだが泥汚れなどの汚れ落ちがやや弱い。

部活をやってる人や現場作業の人で汚れた衣類をなるべく綺麗に洗いたいなら洗浄力の高い縦型の方がいいだろう。

縦型式 洗濯乾燥機

縦型式洗濯乾燥機は現在少数派になりつつあるが根強いユーザーも多い。

まず一番のメリットは前述したように縦型式洗濯機は洗浄力が高い。

縦型式は大量の水でかくはんするもみ洗いなので汚れ落ちがいい。

本当はドラム式が欲しかったが小学生の子供が服を泥だらけにするので縦型にした、なんてご家庭もある。

もう一つはドラム式に比べると価格が安いことだ。

メーカーにもよるがドラム式の半額から3分の2くらいの価格で購入できる。

他にも洗濯物を取り出しやすい、重量がドラム式と比べて軽い、メンテナンスが楽などのメリットもある。

縦型洗濯乾燥機のデメリットとして、まず一つはシワができやすいことだ。

これは構造上しょうがないのだが縦型はドラム式のように洗濯物を宙に上げられないので綺麗にほぐれずシワになりやすい。

また縦型はヒーター乾燥というドライヤーのような乾燥方式なので、ドラム式のヒートポンプ方式よりも電気代がかかる。

冷蔵庫

筆者はそれなりに料理はする方なのだが基本的には面倒なのでやりたくない。

そんな俺でも冷蔵庫は一つだけこだわりがある。それはズバリただ一つ、冷凍室が大きいものだ。

冷蔵庫は安い物は1万円台からあるがハッキリ言って安いタイプは絶対おすすめしない、それは冷凍室が小さいから。

これらは容量が小さすぎて冷凍食品やアイスなどを少々入れたらすぐにパンパンになってしまう。

ちなみに写真のワンドア冷蔵庫は買ってはいけない。

冷凍室が右上の方に申し訳程度にあるだけでアイスを数本入れたら満杯で終了だ。

俺が一人暮らしを長年やっていて思うのは冷凍庫の容量って冷蔵室と同じ容量が必要じゃね?ということである。

なぜなら冷蔵室で保存しておくものは飲み物、加工食品、調味料など料理して作り置きでもしない限りはそんなにない。

しかし冷凍庫には冷凍食品がメインになるが容量を結構食うものが多く、少し多めに買ってしまうとパンパンかもしくは最悪入りきらない。

だが現在の冷蔵庫の冷凍室はほとんど冷蔵室の半分以下の容量しかないものが多い。

そんなこともあって筆者は冷凍室大き目の冷蔵庫を使っており、他の人にも強くお勧めする。

照明器具

最近は照明器具付きの物件もあるが付いてなければ購入する必要がある。おすすめはズバリ一つ、シーリングライトだ。

明るさだけでなく色調整ができるものだとベスト。

シーリングライトをおすすめする理由はまず明るくて隅々までよく見えるということだ。

勉強やパソコン作業も快適だ。

さらにペンダントライトのように空間を圧迫しないので部屋が広く見える。

おまけに値段も安価で、安い物なら2,000円くらいで購入できて非常にお買い得だ。

そういったワケで筆者はずっとNECのシーリングライトを使用している。

現在はホタルクスというブランドに変わっているが、色も白から暖色にリモコンで簡単に変えられるし、寝る時も布団からリモコンでオフ操作できて非常に便利だ。

電子レンジ

電子レンジについて俺的には機能などはこだわりがなく温められればいいのだが、安物を買うと数年で壊れてしまう。

そこでおすすめは一流メーカーの一番安いモデルだ。

最近はオーブン機能の付いたものが増えてきているが、ガチな調理に使いたいということでなければ温め機能だけの単機能の電子レンジで十分だ。

パンを焼きたいならトースターを別で買った方がトータルは安い。

ちなみに筆者は10年くらい前にアマゾンで8,000円くらいで購入したシャープの単機能レンジを使っている。現在も問題なく使用していてコスパは最高だ。

掃除機

掃除機のおすすめは充電式のクリーナーだ。これは圧倒的にお勧めする。

一人暮らし初めはまだ充電式がそこまで普及してなくて普通のコード式の掃除機を使っていたんだが、これがまあ電源コードが邪魔で掃除はしにくいし、コンセントが遠くなるとコードが届かなくなると繋ぎなおさないといけないとか、本当に不便だった。

しかし充電式クリーナーにしてからは快適そのものだ。まず軽いし邪魔なコードもない。

いちいち作業を止めなくても一気に掃除が終えられる。しかも手軽に掃除ができるのでちょっと暇なときに気になるところだけ掃除したりとフットワークも軽い。

ちなみに筆者が愛用しているのはマキタの充電式クリーナーだ。こいつは圧倒的に軽く吸引力も十分で、さらに別売のサイクロンアタッチメントを付けるとごみ捨てが楽チンになる。

おまけにバッテリーを付け替えれば他の電動工具にも使えて一石二鳥どころか三鳥も四鳥もオイシイ。一人暮らしにはぜひおススメしたい。

炊飯器

炊飯器は普通サイズのものだと最大5合くらい炊けるが一人暮らしには大きすぎて不要だ。

小型の3合炊きのもので十分だ。

やっぱり一流メーカーのもので炊くとおいしい気がする。

おすすめはやっぱり象印。

テレビ

安いもので十分。一人暮らしなら24~32インチもあれば十分だろう。

ホームセンターだと安く手に入る。

筆者が使っているのはカインズホームで購入したオリオン社製の32インチ、寝室に同社の24インチを置いている。

ちなみに今じゃ考えられないが筆者が大学の頃はブラウン管テレビをまだ現役で使っていて、地デジ化もまだされていない時代だった。

それを思うと今のテレビは本当に薄くなったなあ。

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