初めての一人暮らし 今後の投稿予定
PART1 お金について編 ← 今回
PART2 部屋探し編
PART3 引っ越し編
PART4 家電選び編
前回のお金の話編でお金について目途がたったら楽しい部屋探しだ。
前回は金の話でウンザリした人もいるかもしれないが、今回は楽しいお部屋探し編。
いくらでも自分の好きにできる空間、自分だけの部屋っていいよね。ミニマリストでシンプルな部屋にするもよし、好きなもの一辺倒の趣味部屋にするもよし。
ただ後で後悔しないよう初めの部屋選びで失敗しないよう注意して選びたい。ゆっくり休んで疲れをリセットしなければならない部屋が、ストレスが溜まるような部屋だったら本末転倒。なるべく毎日のストレスがない部屋を選ぼう。
目次
ストレスのない部屋選び
家賃というのはいわば固定費だ。一度契約したらそう簡単には変えられない。不満があった場合でもしばらくは住み続けることになるだろう。せっかく金を払っているのに嫌々住み続けなければならないのは酷な話だ。
そうならないように筆者は部屋選びの際には「ストレスにならないか」を注意しながら選んでいる。多少の事ならば我慢できるが、その我慢できる範囲なのかどうかというのは意外と住んでみないとわからないものだ。従って筆者のいち意見ではあるが実際に住んだ者の経験談として参考になったら嬉しい。
もちろん価値観は人それぞれなので自分には我慢できる範囲だとか特にストレスを感じないなどあるだろう。それはご承知いただきたい。
良ければこちらを見てもらいたい。
18歳 6畳1K 2階 築30年超
20歳 6畳1K 1階 築30年超
24歳 8畳1K 2階 風呂トイレ別 築10年超
25歳 6畳2K 1階 風呂トイレ別 築15年超
(会社寮ルームシェア)
27歳 6畳2K 1階 風呂トイレ別 築15年超
(会社寮ルームシェア)
30歳 8畳1K 1階 風呂トイレ別 築5年超
37歳 6畳2K 1階 風呂トイレ別 築30年超
40歳 8畳1LDK 1階 風呂トイレ別 築5年未満
これは筆者が一人暮らしを始めてから、今まで引っ越したアパートの経歴で、これまで計8回引っ越してきた。
築30年以上の古くて狭い家も築5年未満の広くて新しい家など様々なアパートに住んできた。これらを踏まえて部屋選びののポイントとなる点を説明していきたい。
部屋は新しいほうが良い

何を当然のこと言ってるかと思うが、意外と古い部屋でも一度住んでみると住めば都というかそれなりに住めてしまうものだ。
それなら家賃安い方が月に使えるお金も増えるし、それでいいじゃん!ダメなところは知恵と工夫でなんとかなるはず、イケる!という人もいるだろう。筆者も昔はそうだった。
しかしちょっと待って欲しい。古い部屋は個人の努力ではどうにもならない様々なデメリットとリスクがある。以下に説明する。
気分が下がる

俺は築30年以上の物件に2回住んでいたんだけど、部屋で過ごしているときにテンションが時々下がるんだ。
こんなボロい部屋になぜ俺は住んでいるのだろう、という暗い惨めな気分になるんだ。
これなら狭くても綺麗な部屋の方がよかったなぁ、なんて思うようにもなる。
せっかくお金を払って住んでいるのに毎日ストレスを感じるなんてバカみたい、という気持ちになるわけだ。
変な人がいる可能性が高くなる

よく言われる話だけど家賃が極端に安いアパートだと変な住民が多い、民度が低いなんて話はよく聞くことだがこれはマジ。
安アパートに住んでいる人には経済的に裕福じゃない人が多かったりする。
結局貧すれば鈍するというように、貧乏になると自己肯定感も下がるし、うまくいってる周りが妬ましく感じる。
そうなると些細なつまらないことで揚げ足を取って攻撃してくる。
もし隣人がそんな人だったらどうだろう?マジでたまったもんじゃない。
もちろんすべてがそういう人ばかりではないが、安アパートだと変な人に当たる可能性が高まる。
ちなみに俺が安アパートに住んでいた時、隣の隣の部屋はゴミ屋敷で異臭がしたり、隣人の女性がチンピラに拉致られたりとか色々あった。
すべて築30年以上の安アパートで起きたことだ。
部屋としての性能が低い

これも以前住んでいた古アパートであった話だが結構致命的なものだ。
まず壁に断熱材が入っていない。また気密性が低い。
そうなるとどうなるかというと冬場は暖房でいくら温めても温まらない。
そりゃそうだ、保温性がないうえに風が出入りしてるんだからろくに温まる訳がない。
しかも無駄に暖房を付けまくらなきゃいけないから暖房費が無駄にたくさんかかってしまう。
また夏は気密性が低いことが災いする。まず大量の湿気が入ってくる。
特に一階の場合は地面に近いから地面の水分が入りやすく最悪だ。
放置していると部屋にカビが生えまくるので俺は毎日除湿器を運転していたんだが、これって無駄な電気代じゃね?ということでまたしても無駄な費用が増えてしまう。
虫も結構発生する。小さいゴキブリ、ムカデ、アリなんかが隙間から入ってきては~いこんにちわだ。
結局もうちょっと高くてもいいから築年数が新しい部屋に住めばよかったと後悔するわけだ。
風呂とトイレは別にすべき

俺は風呂トイレ洗面一体の3点ユニットバスがあるアパートに住んでいたこともあるけど、掃除が大変で二度とユニットバスにはしないと誓った。
結局のところシャワーカーテンを閉めても湿気がトイレの方にまわってくるのでカビが生えやすくなる。
狭くて掃除もしにくいしトイレットペーパーも湿気るし、洗面台もついている三点ユニットバスだとさらに最悪で、置いてある歯ブラシや整髪料などもびちゃびちゃジメジメになり、またしてもカビさんこんにちわ。
というわけでトイレ一体型ユニットバスは本当に良いことがない。
可能なら避けたほうがいいだろう。
独立洗面化粧台はあったほうがいい

これは最近思うようになったことだけど独立洗面化粧台があると本当に便利で俺にとってはほぼマストとなっている設備だ。
一人暮らしを始めたころは別に必要性を感じていなかったが、これがあると歯ブラシ、髭剃り、整髪料、女性は化粧品が置ける。
さらに水回りがもう一つあることが便利で、もちろん本来の用途として顔を洗うのにも便利だし髪を洗うこともできる。
さらに掃除するときの水くみしたり、洗面台に水をためてスニーカーを洗ったり、お湯が出れば洗濯機にお湯を供給してお湯で洗濯ができたりと非常に便利。
当然ワックスや整髪料など置いていてもカビは生えないしでいいことずくめだ。
ネットで部屋を探す

まずこれから住む部屋をどうやって探すかだがまずはネットで探す。ほとんどの人が遠くでわざわざ足を運べないし、なによりネットは情報が集中しているので効率がいい。
実際に不動産屋に行って相談するという手もあるが、向こうもせっかく来てくれたわけで色々物件を紹介してきたりしてくれて、断りづらくなっちゃったりするので俺はあまりやらない。不動産屋に行くのはネットである程度目星をつけて内見する時だ。
部屋探しでおすすめするサイトてしては、まずは総合的にはホームズ(HOME’s)とスーモ(Suumo)とかが情報量的に圧倒的。まずはこの2サイトをおすすめする。
他にはミニミニ、アパマンショップ、大東建託のいい部屋ネット、積水ハウスのシャーメゾンなんかもいい。一つのサイトだけでなく色々なサイトを見て比較してみるといい。
シャーメゾンはクオリティが高くコスパも良くて人気
特にシャーメゾンは物件のクオリティが高くお勧めなんだけど人気があるのでなかなか空きがなかったりする。また家賃も少し高めなので学生には厳しいかもしれない。でも多少高くてもコスパのいい物件が多いのもシャーメゾンの魅力。
シャーメゾンのいいところはまずデザインやセンスがいい物件が多いところ。外観もおしゃれだし内装もアクセントクロスを使ったり、カウンターキッチンを備えていたり、シャワー付き独立洗面台を備えていたりと何かとセンスがいいし使い勝手も抜群。
さらにシャーメゾンの場合wi-fiが無料で使えたり駐車場込みの価格だったりでコスパは最高。そりゃあ空きがなかなか出ないわけだ。
1階か2階か

俺は基本的に下の人に気を遣いたくないし自分で引っ越ししたいので1階ばかり住んでいるけど、それぞれメリットデメリットがある。
1階 メリット 家賃が安い 階段がない 引っ越しで荷物搬入しやすい 下の人に気を遣わずに済む
デメリット 外から見える 虫が侵入しやすい 防犯面が心配 日当たり風通しがよくない
2階 メリット 外から見えない 虫が入りにくい 防犯面が比較的安心 日当たり風通しがいい
デメリット 家賃が高い 引っ越しが大変 下の人に気を遣う 階段の場合は疲れる
総合的に見れば2階の方がメリットが多いと言われているけど、これもケースバイケースで自分に合った方を選べばいい。
女性はやっぱり防犯面で2階のほうがおすすめ。1階だと洗濯物も干しにくいしね。
広さや間取り
人によって狭い部屋でも平気な人もいれば、広い部屋がいい人もいる。
その理由としては外出が多いか部屋で過ごすことが多いかが大きいと思う。
毎日外出で家はほとんど寝るだけなら4畳半~6畳でいいと思うし、逆に俺のようにインドアオタクで部屋で過ごすことが多ければ8畳以上とかね。
俺は部屋の間取りにあまりこだわりはないんだけど、ワンルームだけは嫌。
ワンルームだとキッチンが部屋にあるから料理すると匂いや油などが部屋に来るし、キッチンのスペース分だけ部屋も狭くなるからだ。
さらに冷蔵庫や食器なんかも置くスペースが必要になって居室が狭くなる。
ちなみに部屋は一つのほうが冷暖房効率が良く、電気代節約になる。
そうなるとおすすめはやっぱり1KやLDK。
個人的には広めの8〜12畳だと最高。
初期費用はどれくらいかかるか

住みたい物件が決まったら気になるのは初期費用だがこれは部屋によってケースバイケースだから不動産に問い合わせて見積もりを取るのが一番。
でも内見前に大体概算でどのくらい掛かるかは知っておきたいところ。かかる費用は一例として以下のようなものがある。
- 前家賃
- 敷金
- 礼金
- 共益費
- 仲介手数料
- 鍵交換費クリーニング費
- 各種保険料
これらはあくまで一例でほかにも色々とあるが、大体こんな感じ。で敷金礼金なしの安めの物件なら合計10万円前後、敷金礼金ありでちょっといい物件だと合計2~30万くらいの初期費用がかかるだろう。
ここだ!という物件が決まったら、不動産屋さんに問い合わせて初期費用の見積もりを出してもらおう。
初期費用の見積もりは内見前に済ましておくことをおすすめする。内見後に出してもらうと、疑問に思った金額だったとしてもわざわざ遠方から来たからということでもうここでいいや!とOKしちゃいがちだからだ。
初期費用の見積もりは見つけた物件のサイトの問い合わせフォームから簡単に依頼できる。
この時に他にも物件を紹介してきたり、物件探しますよとか営業してくるが、興味がなければ無視して構わない。
なお他に引っ越し費用も掛かってくるがそれは荷物の多さによってピンキリなのでまた次回説明しよう。
ちなみに筆者はほとんど引っ越しは自分でやっているので、かかる費用はトラックのレンタル料くらいだ。
内見しよう

ここだ!という物件が決まったら遠くても実際に足を運んで内見だ。可能ならば誰か家族に一緒について来てもらおう。
やっぱり写真だけじゃわからない雰囲気や周辺の環境など、後悔を避けるためには一度足を運んでみるのが一番。ちなみにせっかく遠くからお金を出して行くのだから、1件だけでなく少なくとも2~3件は候補を挙げておこう。
内見時の持ち物としてあったほうがいいのは契約用の印鑑、メモ帳、撮影用のスマホ、部屋の寸法を測るメジャー、100均の折り畳みスリッパなどがあるといいだろう。
ここまで読んでくれた人は大体の設備や間取りは調べていると思うので、内見では実際の物件に行ってストレスになるような不便がないか体感して確認してみよう。
物件から駅やバス停まで歩いてみる

大学や会社まで電車やバスを使う人は駅やバス停までの道のりを実際に歩いてみよう。所要時間通りに行けるのか、信号や踏切で長く足止めをくわないかなど。
女性の場合は安全面も心配なため人通りの多さや夜道でも安全に歩けるよう街灯はあるかなどもチェックだ。
玄関まわり

玄関はまず大きさや広さをチェックしよう。
基本的に毎日出入りするところだし、あんまり広い必要はないが毎日イライラするんじゃ考え物だ。
スムーズに出入りができて、引っ越しの際に家具家電がスムーズに搬入できる広さかをチェックしよう。
また、シューズボックスは十分な容量があるかまたシューズボックスがなくても置くところがあるか。
今時モニター付きインターフォンは絶対あった方がいい。逆に最近はない方が珍しいが、ないといちいちウザいセールスや変人の対応を対面でしなきゃならない。
モニターなしのインターフォンでもないよりはましだけれど、ストレスフリーなのはモニター付きだからそれがある物件をおすすめする。
女性などで防犯面が心配な人はオートロックやディンプルキーがおすすめ。ディンプルじゃなくてもお願いすれば別途で変えてもらえる場合もあるので不動産屋さんや大家さんに聞いてみよう。
居室

メインで過ごす居室自体はネットで一応確認しているので問題はネットでわからない部分を確認だ。
まずコンセントは何口あるか。部屋に一つしかないんじゃタコ足配線は確定だから避けたいところだ。
エアコンの古さはどうだろうか。古すぎるからといって交換はしてもらえないと思うがストレスを感じないだろうか。
部屋から窓の景観はどうか。外からはどんな感じで見えるだろうか。道路や隣の家から丸見えではまいっちんぐマチコ先生だ。
部屋の広さはどう感じるだろうか。意外と天井が低くて狭く感じることもある。車や電車、人の声など騒音はどうか。
もちろんこれらは自分が許容範囲内ならOKだ。don't think,feel.
風呂トイレ

風呂トイレは先に言ったように別々がいい。俺は風呂トイレについてその他のことはあまり気にしないが、最低古さだけはチェックしたほうがいい。
例えば写真の風呂はバランス釜といって今は減ってはいるがまだ使っているアパートも少なくない。筆者は幸い(?)使ったことはないが、浴槽が狭くなるし水圧が弱いなどデメリットがあり現在では無くなりつつあるタイプで避けたほうが無難だ。
あと気になるところはトイレが和式だったりとか、ウォシュレットがなかったりとかだがまあこの辺はネットでわかる部分なので大丈夫だと思う。
収納

収納スペースの容量の多さは重要だ。部屋が狭くても収納が多ければ結構何とかなる。
ただ、写真で見るより多かったり少なかったりする。メジャーを持って行って実寸するのもいい。ウォークインクローゼットがあれば最高だ。
外回り…駐車場、駐輪場、ゴミ置き場
車やバイクを所有している人は駐車場や駐輪場もチェックしよう。
車の場合は停めにくくないか、その場合は変更してもらえるか聞いてみよう。通学で原付の人も多いと思うが、
バイクは駐輪場に置いていいのか、そうでなければどこに置けばいいのか確認しよう。その場合は毎日停めやすいか、倒すと危険だ。
またゴミ置き場はどこなのかも確認しておこう。アパート専用のごみ置き場があるとベストだ。
ちなみにゴミの置き場のきれいさで民度がある程度わかる。きれいに整頓されていれば問題ないが、汚くて分別もきちんとされていないと民度が低いとわかる。
ちなみに筆者は以前住んでいたところがほかの住宅と共用の置き場だったため少々トラブルがあった。どうやら住んでいるアパートの一部のごみ捨てマナーが悪かったらしく、アパートの人間がごみを捨てに行くと文句を言うなどのトラブルがあった。
俺もきちんと分別してごみを捨てただけなのに有難いお小言を頂戴するなど散々な目にあった。それからはアパート専用のごみ置き場があるところに住むことにした。気になる人は同じようにした方がいいだろう。
契約

ここに決めた!となったら契約だが、ここで気を抜いてはいけない。ハンコを押す前に契約書をよく読もう。
ご家族が一緒に付き添ってくれれば心強いが、高校生が一人で内見しに来た場合はさぞ心細いだろう。
料金が発生する事項やしてはいけない禁止事項、部屋を破損した場合の取り決めなど確認事項はたくさんある。時間をかけていいので、わからないことは遠慮なく不動産屋さんに聞いて納得出来たらハンコを押そう。